フレクト研究開発室
先端テクノロジーで社会課題を解決する
研究開発の取り組みについて
フレクトは、企業、産業や社会の課題を先端テクノロジーで解決することを目指しています。
「失敗を恐れず、新しい分野に挑戦する」という企業文化を活かし、まだ普及していない先端テクノロジーや、今後注目されうる分野について、積極的な研究開発を行っています。
これを担う研究開発室を2020 年に立ち上げて以来、フレクトの事業領域に関する研究や新技術の開発を行っており、「リモートコミュニケーション」と「業務の自動化、効率化(AI, Operations Research)」などについて研究を行っています。
Research and Development
リモートコミュニケーション
リモートワークを前提とした働き方の広がりを代表に、ライフスタイルの多様化が進んでいます。この社会的変化に対応するべく、場所にとらわれないコミュニケーション環境をデジタル技術で実現する研究をしています。
01
映像、音声のリアルタイム処理
安心安全で快適なコミュニケーションを実現することを目的に、映像や音声にリアルタイム処理を施してプライバシー保護を実現する研究をしています。これまでに仮想背景やアバター活用技術、背景音声の除去などの研究をしてきました。直近では、生体情報としてプライバシー保護の必要性が認識されている人間の声を、各種音声変換AIを用いてリアルタイムで別の音声に変換する研究開発を進めています。
これらの技術の一部はOSS(オープンソースソフトウェア)として一般に公開をしており、リアルタイムボイスチェンジャー"VC Client"は現在(※2023年10月時点)、GitHub上で評価の証となるStar数が10,000を超えて、高く評価されています。フレクトは、今後もこの分野の研究を追究すると共に、音声のプライバシー保護が求められる分野への社会実装を目指してまいります。
02
リモートコミュニケーション基盤
WebRTCを活用したソリューションの開発・導入を容易化する研究を行っています。様々なニーズに応えるためにクラウド技術と連携した柔軟性の高い基盤技術を開発しています。
(注)
1.1. WebRTC: Web Real-Time Communication:ブラウザなどでリアルタイムなコミュニケーションを可能にする技術
OR(オペレーションズリサーチ)
従来職人的(属人的)とされてきた計画立案や意思決定の業務をOR(Operations Research)のテクニックを用い、自動化、あるいは省力化の実現を目指す研究をしています。これまでに、車両や貨物船による輸配送計画の最適化、プロジェクトへのアサイン案作成の自動化、製造業における業務計画作成の自動化に関する研究を行ってきました。また、直近では主に、強化学習やシミュレーション技術を意思決定に活用するための研究等も進めております。
(注)
1.1. OR(Operations Research):意思決定を科学的に支援するための様々なアプローチ(数理最適化、データ分析、アルゴリズム等)に関する研究分野
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